金色のさざ波が
風に運ばれて行く
まるで愛しさが
繰り返し
寄せて返すように・・・
砂浜の流木の上に
僕は腰をかけて
そんな黄昏に
手を翳し
目を細め
眺めてたんだ

出会いから
今日までを
思い出してみたけれど
どこで同級生と
恋におちてしまったのだろう?

その先に君がいた
胸の奥の片隅
しあわせそうな笑い方に
自然に惹かれていた
気づいたら君がいた
僕の一番近くに・・・
頭の中で 描いていた
そのイメージ
ぴったりだと思った

海岸を歩いて来たよ
僕は一人きりで・・・
きっと いつの日か
運命のその人に
会える気がして・・・

どこまでも
続いてる
翳り行く水平線
そっと 目を閉じれば
かけがえないものが見える

その先に君がいた
遠くはない未来に・・・
そんなに愛を急がないで
一緒に歩きたいな
黙ってる君がいた
僕もしばらく黙った
華奢な肩を腕に包んで
潮騒の中
今 接吻(くちづけ)交わす

辺りは暗くなって
すべてが消えてしまう
美しい海も
眩しい夕陽も
泡沫(うたかた)の夢

いくつもの
星明かり
僕はどこにいるのだろう?
巡る灯台の灯(ひ)
愛を頼りにして帰る

その先に君がいた
胸の奥の片隅
しあわせそうな笑い方に
自然に惹かれていた
気づいたら君がいた
僕の一番近くに・・・
頭の中で 描いていた
そのイメージ
ぴったりだと思った